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手織りの風合いに一番近い動力織機

WATAKUMIの製品はすべて

「シャトル織機」と呼ばれる自動織機で

生地を織っています

 

シャトル織機の一番の特徴は

生地の両端に「耳」と呼ばれる織があることです。

これにより木綿の両端を縫うことがなく

幅なりのまま木綿を使用することが可能となります。

実はこの生地耳があるか無いかが

晒・手ぬぐい・浴衣などにはとても重要になります。

 

もう一つの大きな特徴は織る速度です。

この織機はヨコ糸を打つためにシャトル「杼」

と呼ばれる道具を往復運動させて

生地を織りあげます。

そのため高速運動が難しく織る速度が限られてきます。

この織る速度が実はとても重要で高速でないために、

糸に大きな負担がかからずに織られていきます。

そのためシャトル織機で織られた木綿は

綿本来のとても優しい風合いが生まれます。

 

 

カテゴリー #知多木綿  |投稿日:2020年08月17日